今日、1月12日は「成人の日」です。
日本のいろいろな場所の市・町・村で成人式が行われました。
男性はスーツ、女性は「振袖(ふりそで)」という華やかな着物を着ていくことが多いです。女性は美容院でヘア、メークをしてもらい、着物を着せてもらって出かけるので、朝早くから大変です。
何をするのか、ある大都市のプログラムを見てみたら、市長さんなどのあいさつ、有名人など特別なお客様のあいさつ、新成人のあいさつ、コンサートなどの内容でした。
地域の成人式に行けば、小学校や中学校の時の友達と久しぶりに会うことができます。子供の時と変わった人もいれば、変わっていない人もいて、会場でなつかしい友達をさがすことが、式の内容よりも大きな楽しみなのだと思います。
皆さんの国には、「何歳からが大人だ」というはっきりした境界線がありますか。
日本では法律の上で、20歳からが「成人」つまり大人と決まっています。選挙に行くことによって政治に参加するのも、たばこを吸ったりお酒を飲んだりすることができるのも、20歳になってからです。
法律の上では大人と言っても、日本の20歳のほとんどは、まだ親に学費を出してもらって大学や専門学校で勉強している人です。本当に自立するのはまだまだこれからです。
では、最後に久しぶりに助詞クイズをやってみましょう。
正しいのはどれでしょうか。
大人 [ A.が B.を C.に ] なる。
すぐに答えられましたか。
正解はCです。
「子供」つまりまだ大人ではない状態から、「大人」という新しい状態に変化するので、「に」が正しいです。
このクイズはちょっと簡単すぎたかもしれませんね!