自己紹介

「とうふ」と申します。日本女性です。日本語教師を約30年やっています。今は神奈川県にある私立大学で、留学生に教えています。好きな食べ物はとうふです。

2015年8月10日月曜日

暑さと関係がある表現「猛暑」「残暑」「熱中症」

毎日本当に暑いです。先週は東京でも37℃になった日がありました。
昔から日本の夏は暑かったですが、こんなにひどくはなかったです。
ニュースによると、今年は、日本だけではなく世界のいろいろなところで、大変な暑さになっているそうです。みなさんの国ではどうですか。

今日は、暑さと関係がある言葉を三つ紹介したいと思います。

一、「猛暑(もうしょ)」
例文:こちらでは、もう3週間以上、猛暑が続いています。

これは、とても暑い気候のことですが、「猛」という漢字には激しくて危険なイメージがあります。例えば「猛獣」(もうじゅう)と言えば、ライオンやトラなどの危険な動物のことです。つまり、「猛暑」とは、体を一生懸命守らなければならないような、危険な暑さという意味です。毎年7月と8月は猛暑の季節です。


二、「残暑(ざんしょ)」
例文:残暑が厳しい毎日ですが、お元気ですか。

 実は、日本の古いカレンダーでは、88日ごろに「立秋(りっしゅう)」と呼ばれる秋の始まりの日があります。その日を過ぎれば、だんだん夏から秋に変わっていくと考えられています。ですから、立秋の日から後の暑さは、「まだ夏の暑さが残っている」と言う意味で、「残暑」と呼ばれます。残っている暑さといっても、甘くないです。日本の残暑はとてもきびしく、その期間も長いのです。

三、「熱中症(ねっちゅうしょう)」
例文:今日も暑くなりますから、熱中症に注意してください。

「症」の漢字は病気を表しています。
「熱中」には、「高校生のころはサッカーに熱中していた。」のように「好きなことを一生懸命にする」という意味もありますが、これは関係ありません。
「熱中症」とは、暑さで体温が上がりすぎたり、汗をかいて体の水分が足りなくなったりすることが原因で、具合が悪くなる病気です。めまいや頭痛から始まることが多いですが、重くなった場合は死ぬこともあります。今、日本中で熱中症のために救急車で病院に運ばれる人が、一週間に1万人以上いるそうです。
この病気にならないためには、暑いところで無理な運動をしないことや、少しずつ水を飲み続けることが大切です。


私は週末に、東京の中のちょっと涼しい場所へ行ってきました。「増上寺(ぞうじょうじ)」というお寺です。江戸時代に将軍だった徳川家の人々のお墓があります。コンクリートの建物だらけの東京の中でも、お寺には緑の木がたくさんあって、涼しい風が吹いていました。皆さんも、涼しい場所を探して元気に過ごしてくださいね。
増上寺の入口

増上寺の隣に東京タワーが見えます。